店長日記 ~まくらと睡眠と~

麺類ばかりの食事になってはいませんか?

麺類ばかりの食事になってはいませんか?

暑いこの時期、ついついそうめんやひやむぎなど麺類だけのお昼なんてこと、ありがちだと思います。麺類好きな私も先日の休日もそうでした(苦笑)気をつけましょう!夏バテの原因になりかねません!仮に夜しっかりと睡眠をとることができていても、炭水化物のみの食事が続くと睡眠の質にも影響してきます。

寝汗や歯ぎしりがひどい、起きたばかりなのにだるい、夜中に目覚める、といった人は「夜間低血糖」という症状もあるようです。睡眠中に血糖値が乱高下することで交感神経が高まり、睡眠の質を悪化させる症状です。ご飯やパスタなどの麺類のみの食事は、糖質ばかり摂取して、必要な栄養素が足りない食生活となります。昼食に麺類だけで済ませた場合は、夕食以降は糖質を控え、血糖値の上昇が緩やかで糖質の代謝を促す肉や魚などたんぱく質を中心に取ることで、睡眠の質が上がりやすくなるようにして、睡眠に入るよう心掛けてください。

【睡眠の質を下げる可能性のある食生活】

・おにぎりだけ、パンだけ、麺だけなどの食事
・肉や魚をほとんど食べない
・甘いものを1日3回以上食べる
・夜にご飯をたっぷり食べる

【睡眠の質の向上が期待できる食生活】

・食事は肉や魚を“主食”にして良質なたんぱく質を摂る
・野菜、肉、ご飯の順に食べる
・おやつはナッツやチーズを定番に
・夜はおなかがすいたら牛乳を飲む

あ、また麺類だけにしちゃった!と気付いたら即改善して、夏バテしないように気をつけてまいりましょう!

そうめん(麺類イメージ)

2018/08/09

アルコールでは良い眠りは得られない!

アルコールでは良い眠りは得られない!

暑い毎日が続きます。先月は平均気温が東日本で統計開始以来、最も高くなったとか、西日本も過去2番目の高さ、記録的な暑さとなって、気象庁も「異常気象だったと考えられる」と発表したニュースが流れました。
そうなると、楽しみは帰宅してからのビール!と言う方も多いのではありませんか?あまりの美味しさについ2杯、3杯と飲んでしまいますよね…(苦笑)しまいには、「よく眠れるように」という身勝手な言い訳でついつい深酒…なんて流れにもなりがちなここ数日です。

毎日とはいわなくても、お酒をよく飲むという人は多いと思いますが、日本人のアルコール摂取量は、他の国に比べると、けっして多くはありません。しかし、日本をはじめ、オーストリア、スペイン、ポルトガル、ブラジルなど10カ国3万5000人を対象に調査したところ(国際疫学調査2002年)、「不眠解消のためにお酒を飲む」と答えた人の割合は、日本がなんと第1位!そんな答えが出た一方で、「不眠解消のために医師に相談する」と答えた人の割合は日本が最下位でした。つまり、日本人は「お酒を飲めば眠れる」と信じている人が多く、「医者よりお酒」と考えているようです。でも、それで健康を害することなく、本当によく眠ることができれば問題はないのですが、実際はそうではないようです。

アルコールでは良い眠りは得られない!

アルコールは、麻酔薬と同じような作用があり、たくさん飲み過ぎると覚醒中枢も睡眠中枢も麻痺させてしまいます(それがアルコールの急性中毒で、ひどくなると呼吸中枢なども停止してしまう)。その一方で、アルコールには、覚醒水準調節作用といって、興奮している人には鎮静効果を、抑うつ状態の人には興奮効果を与えるという、ちょっと不思議で便利な作用ももっています。この作用はコーヒーやタバコも同じで、イライラしている人が利用すれば気分がホッとし、眠気が強い人が飲めば、目が覚めます。つまり、夜になっても何故か、気分が興奮して眠れないというときにアルコールを飲めば、ホッとできて寝つきがよくなる可能性はあるのです。飲み方を程々にすれば「百薬の長」になるのでしょうね?

でも、それが大きな落とし穴!

その作用は気持ちをコントロールするのにはある程度有効なのですが、実際にお酒で眠ろうとすると、大量のアルコールが必要になります。アルコールは、少量だと興奮性の作用をもつため、お酒で眠ろうとすると、かなりの量を飲まなくてはならなくなります。そのうえ、深酒を習慣にしてしまうとアルコール耐性ができてしまうため、さらにアルコールの量が増えることになり、最終的にはアルコール依存症+不眠になってしまうことが…。

本来、睡眠は脳と体を休息させる時間ですが、毎日大量にお酒を飲んでいれば当然、アルコールを分解するために肝臓などの内臓は休むことができません。また、大量のお酒を飲んで眠れても、実はそれは、本来の眠りではありません。先ほど述べたように、それは中枢が麻痺して意識を失った麻痺状態になっているだけ。そのため、本来、睡眠中に行なわれる機能回復過程はほとんど停止してしまっているといわれています。お酒の飲みすぎは生活習慣病にもよくないといわれますが、眠りの質が低下することも影響しているといえるでしょう。

アルコールを飲んだ日は朝早くに目が覚めることがありますが、これはアルコールが分解されて中枢の麻痺が解けたために、覚醒中枢が働き始めたためなのです。本人は目覚めもよく、よく眠れたと思っても、実際の脳と体は睡眠不足と同じ状態。毎日そんな生活を続けていれば、中枢神経のバランスもくずれ、脳や体の機能にもダメージが現れてしまうことに…。
アルコールはレム睡眠を減少させ、中途覚醒を増やす作用があるうえ、利尿作用によって 夜中にトイレで目が覚めることも増えるので、お酒を飲むのはけっして効率的な睡眠法ではないのです。

とはいえ、楽しいお酒は人生のスパイス。お酒と上手に付き合うには、まず、飲み過ぎに気をつけましょう! そして、お酒で眠ろうとしたり、ストレスをお酒で発散するといった依存的な飲み方は止めること。また、寝る直前まで飲むのは避け、就寝の2~3時間前には切り上げるようにしましょう!どうしても眠れないという人は、お酒にたよらず、専門医に早めにご相談することを強くオススメします!

文章:睡眠改善インストラクター 竹内由美 参考図書:「快適睡眠のすすめ」(岩波書店)堀忠雄著 (快眠コンソーシアム様より参照)

アルコール

2018/08/02

そもそも肩こりとは?原因と対策を知って改善に努めましょう!

そもそも肩こりとは?原因と対策を知って改善に努めましょう!

『肩こり』とは、首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて、張り、凝り、痛みなどの感覚を発症し、頭痛や吐き気を伴うことがあります。肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。

【日常生活から考えられる原因】

1. 長時間のデスクワーク
現代人は、長時間パソコンやスマートフォンに同じ姿勢で向かっていることで、首や肩周辺の筋肉に緊張が続き、肩こりの症状があらわれます。また、パソコンやスマートフォンは身体にとって良くない姿勢も引き起こします。

2. 眼精疲労
パソコン、スマートフォンなどによる長時間にわたる目の酷使や、メガネが合っていないなど、慢性的な視神経や目の筋肉の緊張と疲労が重なり、肩こりの症状を引き起こすことがあります。

3. 運動不足による筋肉疲労と血行不良
日頃から身体(特に上半身から腕や肩にかけての部分)を動かしていないと、筋肉が普段使われないために、特定箇所に緊張や疲労が起こりやすく、肩や首筋がこるようになります。さらに、運動不足は血行不良も招き、それが肩こりの原因にもなっています。

4. ストレスによる緊張
肉体や精神にストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になります。そのため、肩周辺の筋肉が緊張し、肩こりが起こります。一時的なものであれば問題ありませんが、連日ストレスにさらされ筋肉に過剰な緊張状態が続くと、凝り固まってしまいます。

5. 寒さによる肩の筋肉の緊張、自律神経の乱れ
寒い場所や冷房の効いた部屋でずっと過ごしていると体に不自然な力が入るようになり、筋肉が緊張状態になります。さらに、寒さや冷え過ぎによって自律神経の乱れも引き起こすために、筋肉の緊張が強まり、肩こりの原因となります。

【肩こりをともなう疾患】

肩が凝っている状態も軽度で済んでいる状態ならそれほど心配ではありませんが、時として肩こりや肩の痛みには別の疾患から来ているシグナルであることも考えられます。

*四十肩や五十肩
*脊椎の病気
*更年期障害
*高血圧症
*低血圧症
*狭心症
*心筋梗塞

など、放っておいたら命にかかわることもありますので、心当たりのある場合はお早めに専門のお医者さんの診察を受けてください。

【手軽にできる予防と軽減法】

1. いつも身体を動かすことを意識して、血行を良くする
体にそれほど負担がなく、全身の筋肉をバランス良く使う運動を、少しずつでも行うようにしましょう。ウォーキングやサイクリング、水中ウォーキング、ストレッチ、ラジオ体操などがおすすめです。

2. 肩や首を必要以上に冷やさない(適度に温める)
夏のエアコンによる冷やしすぎや、冬の寒さに身を縮める筋肉の緊張は、肩こりの原因です。冷気をなるべく避け、蒸しタオルやカイロなどを使って、適度に肩と首を温めましょう。

3. 仕事時の姿勢を意識的に改善する
パソコンの画面との距離は40cm以上離し、目線が下になるように位置を調節しましょう。そして、背筋を伸ばして椅子に深く腰掛け、キーボードは自然に手をおいたときに、ひじの角度が90~100度くらいになるようにしましょう。デスクワークが続く場合は、1時間に1回は伸びをするようにしましょう。

【改善方法】

1. 効果的な入浴方法を意識して血行を良くする
38~40℃程度のぬるめのお湯にゆったり(15分以上)つかりましょう。こっている部分に、40~42℃の熱いシャワーと17~20℃の水を、2、3分ごとに交互にかけ(冷たいのでタオルで冷やすなどが良いでしょう)、最後に熱いシャワーで締める方法もおすすめです。お風呂からあがったら、水気をよく拭いて湯冷めしないように注意しましょう。

2. ほど良い刺激のマッサージを受ける
痛みを感じるほどのマッサージは、筋肉に余計な緊張や局所的な疲労を与えたり、小さな傷をつけてしまうことがあります。周囲の人にマッサージをしてもらう場合や、自分で行う場合は、さする、軽く押す、もむ程度の軽い刺激に留めておくのがいいでしょう。

3. 市販の貼り薬などを使う
肩こりや首のこりの緩和には、鎮痛消炎成分インドメタシンやフェルビナクなどを配合した外用鎮痛消炎プラスター(貼付薬)や、イブプロフェンが配合された鎮痛消炎内服薬が即効という点では効果的です。(以前は私も愛用していて、現在も時々使用しています。)さらに、ビタミンB1、B6、B12などの有効成分を配合されたビタミン剤なども、身体の中からの効果があるようです。

4. 病院で診察を受ける
日常生活に支障をきたすほどの肩こりや、うずくような痛みをともなう肩こりなどは、上記でも書きましたが、他の疾患も考えられます。病院で診察を受けましょう。

5. 【抱かれ枕】で睡眠時の肩への負担を減らす
当店の抱かれ枕は、頭だけではなく肩と腕を同時にふんわりと支えます(特に仰向け寝の場合)。そのため睡眠時の肩への負担を抑えることで、睡眠がより深いものになり、肩こりを軽減、解消してくれます。私も以前は毎日昼夜問わず、外用鎮痛消炎プラスター(貼付薬)を肩から首にかけて貼っていないと、頭痛や腕の痺れが起きる程でしたが、【抱かれ枕アーチピローFUN】を使うようになり、現在は月の内貼らなければいられない日(しかも夜のみ)が本当に数日になりました。

若いうちでしたら完治も可能でしょうけれど、年をとってくるとそうもいかなくなるようです。自分の身体と睡眠に向き合い、肩こりと上手に付き合っていきましょう!

2018/07/26
肩こりで肩を触る女性イメージ


夏休みこそ、お子様の就寝時刻と睡眠時間にご注意ください。

夏休みこそ、お子様の就寝時刻と睡眠時間にご注意ください。

今週末からは子供たちにとっては待ちに待った夏休み!

皆様のお子さんもそれはそれは楽しみにされていることと思います。けれども夏休みということでつい、日々の生活が乱れがちになってしまうのは昭和の時代も平成の現代も同じこと。異なるのは、子供たちの入眠への悪影響になるような「魅力のあるもの」が、昔に比べてずいぶんと増えているところでしょう。

「おやすみ~」と寝室へ行っても実は、携帯でテレビを見ていたり、ベッドの中でスマホやゲームをしていたり…なんてこともしばしば耳にします。ひょっとしたら、夜な夜な動画をアップしているなんて子もいたりして…?

人の命をも奪う昨今の夏の猛暑。そんな現代だからこそ、お子様の睡眠時間に注意しませんか?

そもそも、子どもにはどれくらいの睡眠時間が必要かお考えになったことはありますか?「うちは毎日、8時間寝ているから大丈夫です!」というのは間違いです。発育盛りの子どもには、大人よりも多い睡眠時間が必要となります。

アメリカ睡眠財団の報告によると、年齢ごとに必要な睡眠時間は以下の通りです。

幼児期(1~3歳):12~14時間
学童前期(3~5歳):11~13時間
学童期(6~12歳):10~11時間
中学高校生(11~17歳):8.5~9.25時間


日本でも子供の健やかな成長のためには下記の時間が必要といわれています。

小学校低学年:10~12時間
小学校中学年~中学生:9~11時間
高校生:8~10時間


子どもはしっかり眠ることが大切だとわかってきているので、我が家でも毎晩「早く寝なさい!」が合言葉のようになっています。

夏休みに入れば、起床時間をずらして睡眠時間を調整することもできますが、発育中の子供にとっては、入眠の時間帯や生活のリズムも非常に大切なので、一度規則性が崩れるとさまざまなところに支障が出る恐れがあります。

日本ではこれまで、テストでいい点数を取るために夜遅くまで勉強することは「勤勉」「美徳」「エライ子」だと考える風習がありました。ところが数々の学校現場での調査や医学の進歩により、「早寝」「早起き」で規則正しい生活をしている子の学力の方が、「遅寝」で不規則な生活をしている子の学力よりも高いことがわかってきました。

『基礎講座 睡眠改善学』によると、小学生の睡眠と学力の関係を調べると、成績が上位の子ほど早い時刻に寝ていることがわかります。

主要4科目(国語、算数、理科、社会)で平均95点以上を取った子が寝る時間は9時前が41%、9時台が28%、10時台が22%、11時台が14%、12時台が0%でした。そして3年生と6年生では就寝時刻が遅くなればなるほど、テストの平均点が低くなることもわかっています。

また広島県教育委員会が2003年に行った「『基礎・基本』定着状況調査報告書」でも、以下のような結果が出ています。

小学5年生を対象に国語と算数の試験結果と睡眠時間について調査しました。その結果、睡眠時間が5時間以下だと国語が51.9点、算数が53.9点。5時間以上から6時間未満の場合、国語が61.8点、算数が65.8点。睡眠時間が9時間以上10時間未満だとそれぞれ70.3点、73.7点でした。

睡眠時間が5時間台から6時間台、6時間台から7時間台、7時間台から8時間台と長くなるにつれて、成績が上がることがわかりました。ただし、10時間以上寝ると、成績が下がったということです。この調査では、7時間以上10時間未満の睡眠時間をとっていた子が、良い成績を残したのです。

こうした調査(あくまでも調査ですが)からもわかる通り、寝付くべき時間に寝て、眠るべき時間を眠ることが、子供には大切なのです。今晩からでも遅くはありません、お子様の就寝時間と睡眠時間をチェックして改善してあげてください!

最近は睡眠への研究なども進み、人々も自信の睡眠への興味を持って生活に取り組むようになりました。
わが国でも「24時間戦えますか?!」というCMのコピーも死語になりつつあります。眠らないことが美徳とされた時代から、自分の眠りをしっかり自己管理することを求められる時代へと変わってきています。

そんな習慣を子供のうちから身に付けてあげたいものです。

2018/07/19
ぐっすり眠る二人の少女


二度寝…してませんか?

二度寝…してませんか?

いよいよ夏本番!大人も子供も生活のリズムを崩さないようにして、毎日をますます健康に過ごしていきたいものですね。
あなたは、朝起きることが得意な方ですか?「もうちょっと…」とつい、二度寝してしまいがちな方ですか?今日はその「二度寝」について取り上げてみましょう。

結論から言うと、お腹を空かせて眠ると、空腹のために朝目覚めやすくなります

眠る間際に何かを食べてしまうと胃もたれの原因や、肥満の原因にもなりやすいのはみなさんご存知だと思います。夜は少ししか食べない。もしくはダイエットのために夕飯を抜きにする、と食事の調整をしてみましょう。

満腹のまま眠ると、お腹がいっぱいであるために朝起きても、何かを食べたいという欲求が無いためにそのまま二度寝をしてしまいがちです。空腹で目覚めると、あれを食べたいといった欲求にて二度寝を防げます。
布団から出て食事を用意し、食べていると身体が活性化され眠気が吹っ飛んでしまいます。夜に少量しか食べず、朝に沢山食べるのは医学的にも良い事、とされているために健康的でもあります。朝に沢山食事を食べることで、活動のためのエネルギーとなり、日中も元気に行動できるようになります。

空腹のまま眠ると、朝からカツ丼やうな重、といった重いイメージのある料理でもすんなりと食べられます。「朝は王様、昼は貴族、夜は貧者のように食べる」といった有名な言葉がありますが、こういった食生活を実行すると朝の食事をするのが楽しみとなり二度寝を防ぎやすくなります。

また、よく二度寝防止によい、といわれているのが起きた直後に冷たい水を飲む事です。布団から一度出なければ水を飲むのも難しくなってしまいますが、枕元にでもペットボトルの水を置いておくと飲みやすくなります。
水分を取る事で身体の内部から動き始め、身体が起床モードになります。たかが水、と思わずに飲んでみると効果を実感できるはずです。尿意も促され、よい二度寝防止策となります。

朝の涼しい時間、「つい二度寝してしまった!」と焦るのではなく、涼しいうちにできることを計画的に実行していきたいものですね!

2018/07/16
布団から出ないねこ


理想的な寝方って・・・?

理想的な寝方って・・・?

寝方、寝ている時の姿勢「寝姿勢」が、翌朝の目覚めの快適さにどれほど影響しているか、お考えになったことありますか?仰向け寝、横向き寝、うつ伏せ寝…概ねこの3タイプに分けられますが、どの寝方が理想的な寝方なのでしょう?

多くの人は、子どものころからの習慣で、大人になっても同じ体勢で寝ている場合が多いようです。入眠時、仰向け寝、横向き寝、うつ伏せ寝のいずれかに、無意識になっていませんか?この入眠時の姿勢について、「自分の癖」と思っている方も多いことでしょう。ところが、実は腰や膝の痛みなど、身体の具合で同じ姿勢になっていることも考えられるのです。また、睡眠時の環境により同じ姿勢になっていることも考えられます。枕や布団の硬さによって、体勢が固定されてしまう場合もあります。

健康な人であれば、寝ている間に寝返りをしています。一晩に20~30回が健康的とされていて、それより多くても少なくても「熟睡できていない」と考えてよいでしょう。ヒトは同じ姿勢で長時間寝ていると、体重がかかる部位の血管が圧迫されて血流が滞りやすくなります。寝返りをすることで、特定の箇所にかかる圧力を分散させて、身体にかかる負担を防いでいるのです。また、肩や腰にかかる力を分散させることで、肩こりや腰痛を防いでいるとも考えられます。さらに、寝返りは熱や湿度を効率的に逃がして、布団内の温度調節をする働きもあります。また、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の切り替わりの時に寝返りを打つことが多いと考えられています。ですから、ずっと同じ姿勢で寝ているわけではありません。

ではその中でも正しい睡眠時の姿勢は、仰向け・うつ伏せ・横向きのどれなのでしょうか?

答えは、仰向け寝です。

血液の循環が自然な状態で行われ、呼吸も深くできることから良質な睡眠に適していると考えられています。また、仰向けで寝る場合、手足は、スムースに放熱できるので、広げた状態が理想的です。けれども、口を大きく開けたまま仰向けで寝ると舌が落ちて気道を圧迫してしまうことがあります。そのため、いびきや睡眠時無呼吸症候群、風邪の原因になりやすく、注意が必要でもあります。

うつ伏せ寝は、顎関節症が睡眠時の姿勢と関係があると指摘されています。仰向けで寝た場合、顎にかかる負担がそれほどないのに対し、うつ伏せでは頭の重さがそのまま顎への負荷となります。顎関節症や歯並びの乱れにうつ伏せ寝は、大変影響があると考えられているのです。
また子どものうつ伏せ寝は、「乳児突然死症候群」の発症率が高まるということで、危険だとされています。 ところが、大人の方でも「うつぶせ寝が好き」「うつぶせのほうがよく眠れる」という人もいます。実際「うつぶせ寝健康法」という方法もあるくらいで、睡眠中の効果もあると考えられています。顔が下を向くことで、舌の付け根が下がらず気道が確保でき、いびきを少なくすることができます。それにより、睡眠時無呼吸症候群の症状が改善される可能性もあります。また、腰痛がある場合は、背中への負担が減り、腰痛が楽になり寝やすくなったりもします。

ただし、呼吸を確保しようとして左右どちらかに顔を上げようとする姿勢から、身体に歪みが生じます。それによって、別の所を痛める可能性があるのです。

腰痛がある場合、横向きで寝ることが多いようです。横向きで足の曲げる角度で、腰の楽な位置が決められ負担なく寝ることができます。また睡眠時無呼吸症候群がある場合は、舌が落ちにくいので適しているといえるでしょう。消化器系に不調がある場合は、右向きに寝ると腸の働きを助けることになりますし、血圧が低い場合は左向きに寝ると全身の血液が心臓に戻りやすくなりますので、この寝方がラクでしょう。

横向きの場合、寝返りが少ない人は左右どちらかの時間が長くなることで身体のバランスが偏ってしまいます。これが影響して、身体の歪みの原因になる可能性があるのです。

人生の3分の1を占める睡眠時間。「正しい姿勢は仰向け」と書きましたが、大事なことは、自分の一番落ち着く姿勢で寝ることです。あまり意識し過ぎて、かえって睡眠が浅くなってしまうのは本末転倒ですね。 快適な姿勢を見つけて、できるだけ深く眠り、翌朝スッキリと目覚めたいものですね!

仰向け寝のねこ

2018/07/05

夏は睡眠の「質」を高めて乗り切りましょう!

夏は睡眠の「質」を高めて乗り切りましょう!

梅雨明けの声は聞いていませんが、寝苦しい夜が増えてきた今日この頃。改めて夏の夜の睡眠について対策を講じてみませんか?

夏の夜は本当に寝苦しいものですね。けれども睡眠をしっかり取らないと、翌日気だるいだけではなく、体調を崩すことにもなりかねません。猛暑のために体力を消耗する夏は、毎日の睡眠によって細胞を修復し、しっかり疲れをとることが大切です。暑い夏の夜を快適に乗り切るために「夏の睡眠術」を知って、眠りの質を向上させ、夏バテを予防してまいりましょう。

【 眠りはじめの「ノンレム睡眠」をできるだけ深いものにする 】

睡眠は、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」という2つの異なる眠りを交互に繰り返します。ノンレム睡眠には「浅い」から「深い」までの4段階があって、成長ホルモンは最初の深い「ノンレム睡眠(=段階3・4)」時に分泌がピークになります。大切なのは眠る時間でも時間帯でもなく、最初のノンレム睡眠でどれだけぐっすり眠れているかどうかなのです。以前に「『質の高い眠り』を得るために」(2018/4/19)でも書かせていただいた下記の7項目を実践していただき、より深い「ノンレム睡眠」を目指してみてください。

1.夕食はできるだけ睡眠2時間以上前に取る
2.シャワーで済まさず必ず湯船に浸かることが大切
3.就寝1時間前からはスマホやパソコンは見ない
4.できるだけ眠くなった時に眠る
5.就寝前に布団の中の温度を最適(冷やして)にしておくと効果的
6.カーテンを10cm開けておき、起床したら朝日を浴びる
7.就寝時刻の7時間前からは仮眠は取らない

【 エアコンには頼りすぎないで寝具を有効活用する 】

深い眠りを得るためには、「ノンレム睡眠」に入る時間帯に体の深部体温を効果的に下げる必要があるため、タイマー機能を利用される場合は就寝の3時間以上後にエアコンが切れるように設定しましょう。その後の涼感を得るには、優れた通気性と熱伝導率でひんやりとした肌触りの天然繊維「麻」など夏に適した寝具素材を有効活用して、心地よく寝られるよう環境を整えましょう。
中にはエアコンではなく扇風機を使うのもよいですね。扇風機を使用する場合、涼しいからといって体に直接風をあてるとかえって体に負担を与えてしまうためNGです。微風設定で扇風機の首を回し、お部屋の空気を回転させてください。扇風機の風がそよ風のようになり、心地よくスヤスヤと眠りにつくことができます。

【 平均7時間睡眠を目指す 】

睡眠時間と病気や肥満との関係を調べたさまざまな調査の結果、理想の睡眠時間は7時間。なお、1日トータルで7時間となればいいので、睡眠時間が短い人は30分以内の昼寝などで補うとよいでしょう。
とは言ってもそう簡単にはいかないのが、現代人の性だと思います。ご自身の一日のスケジュールや生活習慣を見直してみてください。意識して時間を管理してみることで、少しずつ改善できるかもしれません。
睡眠の管理は、これからのビジネスパーソンの必須のスキルとなっていくかもしれません。今までの生活習慣を見直しながら、夏でも快適かつ質の高い睡眠を得て、心身ともに健康にお過ごしください。

扇風機の前で爆睡するねこ

2018/06/28

梅雨の不調と上手に付き合いましょう

梅雨の不調と上手に付き合いましょう

2018年梅雨真っ只中、早く梅雨明けして欲しいものですね?
天気が崩れると同時に体調を崩しやすくなったり、憂鬱な気分になる人って結構多いようです。

頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、寝付けない、朝起きられない、イライラしやすい、ダラダラしがち、焦りや不安感が高まる、気力の低下、関節痛、神経痛、古傷が痛む、アレルギー発症など、放っておけない症状が出易くなるのが、この時期なんです。

上記のような症状が梅雨の時期に起こりやすい理由としては、

・梅雨の気候がもたらす日照時間の少なさ
・ジメジメとした湿度の高さ
・気圧の変化
・連日の雨による梅雨冷え

などの気象的な要素に加え、

・環境の変化による疲れが出やすい時期
・空調設備などによる体温調整機能の低下
・ハウスダストの増加

などの時期的な要素も絡んで、心身にさまざまな影響を及ぼしていると考えられています。

天気がいい日は気持ちも高ぶり、心身ともに活発モードになりますが、雨の日など、天気が悪く低気圧の日は、副交感神経が優位になるため、脳や筋肉がリラックスした状態になります。同時に血圧が下がりやすく、細胞へ行き渡る酸素量が減るため、自然と全身の機能も低下しがちになるということなのです。

このサイクルがこの時期の気象による体調不良の原因なのです。雨の日が続く梅雨時期は特に自律神経のバランスを崩しやすくなるため、交感神経と副交感神経系のバランスを整えるようなケアが必要になります。交感神経が優位になるとストレスを感じやすくなるため、体は末梢血管を収縮し、肩こりなどの血行不良や、偏頭痛、腰痛、冷え、むくみなどをさらに加速させてしまいます。だったらそれを理解した上で、自律神経のバランスを整えて、少しでも体調を崩さないよう、日頃から心がけていくことが大切です。

◎規則正しい生活を心がける
◎朝熱めのシャワー、夜はぬるめのお風呂に浸かることでモードを切り替える
◎甘い物、塩分、油分に気をつけて、胃腸に負担をかけない
◎晴れた日はもちろん、曇りの日でも太陽の光を浴びる
◎体を冷やさない
◎運動をする(簡単なストレッチやスクワットでも良い)
◎呼吸を意識する(深くゆったり⇔浅く速くの調整)
◎こまめな掃除と除湿を徹底する

並んだ対策を見ると、健康のための方法の話になると必ず並ぶようなラインナップですね。基本は変わらないということですね。低気圧の波にのまれる前に、早めに就寝したり運動をするなどして、自分にあった対処法を見つけておくと良いですね。

紫陽花を愛でる心身のゆとりができると、ひょっとしたら、梅雨の季節がもっと素敵に感じられるようになるかもしれませんね。

2018/06/21
紫陽花を観るねこ


夜中に目が覚めてしまったら…

夜中に目が覚めてしまったら…

睡眠中に、ぐっすり寝たい気持ちとは裏腹に目が覚めてしまうことほど嫌なものはありませんね。夜中に何度も起きてしまい、翌朝はぐっすり寝た気がしない、そんなご経験、誰でもお持ちだと思います。

「中途覚醒」

一晩に2回以上目が覚め、そのあと寝つけなくなるこの症状が週3回、3ヵ月以上続く場合は、「睡眠障害」の一つ「不眠症」の可能性が高いそうです。お心当たりのある方はお早めにお医者様にご相談ください。

「中途覚醒」が起こる原因としては、生活のリズム、睡眠のサイクル、メンタル面の崩れなどが考えられます。起床から入眠までの時間がずれたり、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」のサイクルが崩れたり、また精神的に負荷がかかっていたりすると中途覚醒が起こりやすくなります。また、『睡眠時無呼吸症候群』など呼吸器系の病気で息苦しくなって目が覚めたり、皮膚のかゆみやむずむず脚症候群、足がつってしまって目覚めてしまうこともあります。 「夜中に目が覚めたらどうしよう」と、気にし過ぎてしまうことも、中途覚醒の要因であったりもします。眠りとは時に非常に繊細なものなのです。

では、夜中に目が覚めてしまったら…人によって効果はさまざまですが、良いと言われている方法をご紹介します。

◎筋弛緩法
身体のそれぞれの部分に力を入れてから一気に力を抜くという動作を繰り返し、力が抜けた時のリラックスした状態の感覚を感じることで、スムーズに入眠する方法です。ヒトはストレスを感じると、無意識に身体を緊張させてしまいます。筋弛緩法は、15分程度の簡単な運動で緊張をほぐすことができるので、不眠に有効であると言われています。

◎時計を見ない
起きるたびに時計を見たり、トイレに行った回数を数えたりすると、「また起きてしまった」と過剰に意識してしまい、再び眠りに入ることができなくなります。起きた回数や時刻は気にしないようにして、余分なストレスを避けましょう。

◎いったん布団から出る
眠れない状態で長時間布団の中で過ごすと、眠れない時間が続くことで焦りを感じてしまい、余計に眠れなくなってしまいます。無理をして眠り直そうとしないで、いったん布団から出て、ホットミルクを飲んだり、ゆったりとした音楽を聴いたり、リラックスできる香りを嗅ぐなどして気持ちを落ち着かせながら、眠気が再び催してくるのを待ちましょう。

まとめると、「夜中に目が覚めてしまったら、いい意味で軽く開き直り、ゆったり身体を動かしながら、気持ちを落ち着けて、次の眠気を待つ」といったところでしょうか?
私も非常に神経質なので、夜中に目が覚めて、「どうしよう、明日の打合せが…」などよからぬ方にばかり気をとられてしまいがちですが、あわてないで次の眠気を待っている、数十分から小一時間が逆に効果的だったりすることもあります。翌日はできるだけお昼休みに仮眠を取るように心掛けたりします。それもままならないときは…あきらめて、その夜の入眠を楽しみに待ちます…(苦笑)

人間の三大欲の一つでもある「睡眠」。寝ても覚めても快適に暮らせるよう、うまく付き合っていきたいものですね♪

眠る猫のイメージ

2018/06/14

梅雨の時期の湿気対策、お考えですか?

梅雨の時期の湿気対策、お考えですか?

梅雨の時期(とはいっても今日から土曜日までは雨マークが消えていますが…苦笑)の朝、目が覚めた際、きちんと熟睡できた感覚はありますか?規則正しい生活を心がけているのに、なんだか眠りが浅いみたい…。寝ても寝ても、疲れが溜まっているということはありませんか?

梅雨の時期には、湿気が原因となって熟睡を妨げる確率が高まるようです。布団の湿気を不快に感じる人が多い一方、“湿気が多い雨の日に布団のケアをしていない(正確には雨天のためなかなかケアできない)人”が多いとも言われています。梅雨~夏が年間で最も湿気の多いシーズン。布団のケアにも意識を向けるべき時期といえます。

寝床(ねどこ)内気候の相対湿度が70%を超えると『ムレ感』が強くなり、中途覚醒(睡眠中に目が覚めてしまうこと)も増えて、睡眠の質が下がります。つまり、湿気対策をすることが、同時にジメジメ時期の睡眠の質を上げるひとつの解決策となるのです。また、湿気が多いところには当然、カビやダニ等が発生し、直接人体に影響を及ぼす危険性も出てきます。

さらに、人は一晩にコップ1杯分の汗をかくといわれています。一年を通しての対策も必要ですが、特に梅雨時期は布団を干したくても干せない日々が続きます。朝は布団をすぐ畳まず、しばらく掛布団を半分めくっておいたり、敷布団との間に隙間を空けておくと湿気がとれます。布団が干せない梅雨の時期は、敷布団の下に置くタイプの除湿マット等を敷いて対策しましょう。(当店の『ダニ除け調湿敷マット』はそんなお悩みを一気に解決させていただきます!)

また、寝室は湿気がたまりやすい北側などにあることも多いため、1日1回以上の換気が大切です。カビが発生する原因は、空気中の湿度の高さだけではありません。発生する場所の、表面の湿度が高いことが原因です。寝室、布団こそ家の中で最もカビやダニが発生しやすい場所。大切な家族にアレルギー症状が出る前に早めの湿気対策を実行して、明るくさわやかな寝室を心がけましょう。(ちなみに、当店の『ダニ除け調湿敷マット』はそんなお悩みも一気に解決させていただきます!)

梅雨とかえるのイメージ

2018/06/7

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